エンディングノート作成はいかがでしょうか?

日本は世界有数の長寿国で、高齢化率は約3割と高齢社会が急速に進んでいます。

高齢社会の到来とともに高齢化に伴う様々な課題解決が求められていますが、遺言書の作成、成年後見制度の利用、高齢者施設への入居契約、社会保障制度利用のための申請など事務的法律問題もその一つとして存在します。

 

このうち、遺言書の作成は、残された家族が遺産分割などで争わない相続を実現するための近道ですが、「エンディングノート」を書くことは、遺言書作成の準備となるものと考えられます。

 

「エンディングノート」には、遺言書と異なり法的な効力はありませんが、自分の死や老後に対する備えとして、また、遺言書作成へとつながる一歩として、一度作成してみてはいかがでしょうか。


公的年金シミュレーターの試験運用が行われています。

厚生労働省では、働き方・暮らし方の変化に応じて将来受け取る年金額を簡易に試算することを目的とした、公的年金シミュレーターの試験運用を行っています。ID・パスワードは不要となっていて、すぐに試算を開始できるようなっています。実際の年金額とは必ずしも一致しないようですが、将来の生活設計の参考として、活用してみるのもよかろうと思います。

 

※より正確な年金見込み額の確認には、、日本年金機構の「ねんきんネット」があります。